<中国食品>初の食品安全品質白書を発表、「発展途上国」として不足を認める―中国

Record China    2007年8月19日(日) 13時57分

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中国国務院新聞弁公室は17日、中国初となる「食品安全品質白書」を発表。白書は政府の長年にわたる安全確保の取り組みを強調しているが、中国は「発展途上国」であり、先進国と比べまだ一定の不足があることも謙虚に認める内容となった。写真はサンプル検査の様子。

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2007年8月17日、国務院新聞弁公室は、中国初となる「食品安全品質白書」を発表した。白書は政府の長年にわたる安全確保の取り組みを強調しているが、中国は発展途上国であり、先進国と比べまだ一定の不足があることも認める内容となった。

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白書によると、今年上半期、食用油・油脂製品・酒類・水産物・穀物・飲料・肉製品・乳製品・調味料・デンプン製品・糖類をサンプル調査したところ、海産物の合格率が85%だった以外、その他9品目は90%以上の高い合格率となった。

また、ニセモノ問題の解決のために、政府の品質検査部門は徹底的な摘発に乗り出しており、2006年だけで4万9000件を摘発、4.5億元(約72億円)相当を差し押さえたという。この他にも全国の小売市場を検査。ニセモノ食品を売っている店など6万8000軒を摘発した。うち送検されたものが48件、1万5500トンの検査に合格しなかった食品を返品させた。(翻訳・編集/KT)

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