2015年4月14日、韓国・聯合ニュースによると、日本は防衛・安全保障活動を行う過程で、韓国の主権を尊重するという立場を韓国側に伝えた。

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韓国外交部当局者は14日午後、ソウルの外交部庁舎で開催された第10回日韓安保政策協議会の後、「日本側は、安保法制の整備や日米防衛協力のための指針（ガイドライン）改正の過程で平和憲法の精神を堅持し、透明性を重視して推進していくと述べた」と明かした。

また、「韓国政府は、昨年7月1日に日本政府が憲法解釈の変更による集団自衛権の行使容認を閣議決定した後、日本の安全保障法制の整備と日米ガイドライン改正に非常に高い関心を持っていると伝え、日本側から詳細な説明があった」と明かした。

ガイドラインが改正された場合、自衛隊が韓国政府の同意なしに公海上で、「米軍艦艇の護衛」、「北朝鮮を出入りする船舶の検問」「機雷除去作業」などができるようになるという懸念が持たれていたが、日本側が「韓国の主権を尊重する」としたことにより、防衛活動を行う際には韓国の事前了解を求めることが明らかになった。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「主権の尊重は当然のことだ。なぜ確認する必要がある」

「日本に主権を認めてもらわないと安心できないのか？」

「羊の皮をかぶった狼が主権を尊重するだって？植民地化された過去があるのに、まだ日本を信じるのか」

「独島の主権は？」

「独島（日本名：竹島）を虎視眈々と狙う日本には安心できない」

「『竹島は日本の領土だけど、韓国の主権は尊重する』だと？」

「昨日は独島強奪、今日は主権尊重？」

「韓国には戦時作戦統制権（※戦争時に軍隊の作戦を指揮する権限）もないのに、相手にされるわけない」

「日本に主権を尊重してもらってありがたいのか？まったく情けない」

「韓国は、もっと堂々としてくれ」

「日本政府の立場を伝えるのが公務員の仕事か？」

「肉を切らせて骨を絶つのが日本のやり方だ。結局、韓国が得るものはない」（翻訳・編集/三田）