2015年4月12日、韓国のインターネット掲示板で、3月に発刊された米ブルームバーグのレポートに「韓国は世界で4番目に幸せな国」だと掲載されたことが話題になっている。

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掲示板の書き込みは、レポートの内容を引用し、苦痛指標（Misery Index：失業率と物価上昇率）と、1人当たりの国民総生産（GNP）を比較した結果、タイ（1．6）、スイス（2．4）、日本（4．5）に続いて韓国（4．8）は4番目に良い数値を記録したと紹介。レポートでは、「この指数はインフレ、失業率などを考慮するため、タイが1位を獲得することとなった。Misery Indexは、人々に『どれだけ幸せだと思うか？』とするアンケート調査を通じて出た指標ではなく、GDP、失業率、インフレ率のような、一種の経済指標と言える」と説明している。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「信じられない順位だ」

「韓国はOECDの中で最も自殺率が高い国なのに幸福度が4番目って、矛盾してる」

「国会議員限定の幸福度だな」

「もちろん幸せな人もいるだろう。しかし平均値を現してはいない」

「韓国は世界的に、ストレスを最も多く受けている国の1つだと思う。受験勉強の激しさは想像を超えている」

「実際、韓国人の生活は苦しい。貧富の格差で私有財産に応じた学力格差も発生している。高い就職の壁、将来への不安、幼いころから勉強で苦しんで、大学に進学すると就職の心配、親になると子どもの教育問題、同時に老後の心配。若者たちは結婚できず、出生率も減少する。韓国人が活力を失っているのは事実だ。こんな状況で幸福なわけない」

「どこでこんな調査したんだ。韓国が幸福度4位なんて詐欺だ」

「韓国が4位ということも信じられないが、日本が3位ということは完全にインチキだ」

「幸せの尺度は、経済力ではないのは確かだろう。人間の欲望と貪欲が多ければ多いほど、より住みにくい国になる」

「韓国は、お金があれば、良い国だろうよ」

「移民率やら自殺率を見ても上位4番目じゃなくて、下位4番目の間違いだろう」（翻訳・編集/三田）