Record China 2015年4月16日(木) 4時49分
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13日、中国共産党の機関紙・人民日報は、「『55歳以上で副所長級以上の公務員はすべて不正役人』に反論する」と題した論説を掲載した。資料写真。
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2015年4月13日、中国共産党中央委員会の機関紙・人民日報は、「『55歳以上で副所長級以上の公務員はすべて不正役人』に反論する」と題した論説を掲載した。以下はその概要。
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「55歳以上で副所長級以上の公務員はすべて不正役人だ」と言い放った友人がいた。激烈な論争の末、彼は自分の意見が極端すぎることを認めたが、中央政府が政治腐敗撲滅に力を入れるほど、「党の紀律検査委員会が調査すれば、必ず役人の不正が暴かれる」という認識が国民の間に広がっていくのがわかる。
では、紀律検査委員会とは不正役人を捕まえるための存在なのか?答えは「否」である。同委員会の職責は党の規律を守ることにある。贈収賄や公金横領といった重大犯罪だけでなく、党と党員のイメージを損なうような行為も調査対象になる。公金旅行やぜいたくな飲み食い、豪華な冠婚葬祭、公用車の私用などは違法ではないが、党規に反する行為だ。こうした小さな腐敗を摘み取っていくことが肝心なのだ。党員が党規を敬い、これを順守すれば政治腐敗はなくなる。紀律検査委員会が調査した上級公務員の多くが党の規律にのっとった処分を下されており、司法機関に移送されるケースは極めて少数だ。
この論説に対し、中国のネットユーザーからは「全員ではないにしろ、9割は不正役人だろ」「友人の言う通り!」「役人の個人資産を公開すればいいんだ」「お金があるから公務員になれるのか、それとも公務員になったからお金があるのか?」「高級官僚を全員銃殺刑にしても、冤罪(えんざい)にはならないと思う」といった声が寄せられた。(翻訳・編集/本郷)
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