韓国外交部のでたらめ発表にがく然、大使館襲撃事件で「現場を指揮している」はずの駐リビア大使はとっくに帰国していた―韓国メディア

Record China    2015年4月15日(水) 22時8分

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15日、リビアの韓国大使館襲撃事件をめぐる問題で、韓国外交部は大使が当時帰国していたにもかかわらず、その情報を把握せずに誤った発表をしていた。写真はリビアの地図。

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2015年4月15日、韓国メディアによると、リビアの韓国大使館襲撃事件をめぐる問題で、韓国外交部は大使が当時帰国していたにもかかわらず、その情報を把握せずに誤った発表をしていた。外交部のずさんな対応に冷ややかな視線が注がれている。中国新聞社が伝えた。

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リビアの首都トリポリにある韓国大使館が武装グループに襲撃されたのは現地時間12日で、犠牲者も出る惨事となった。これを受けた韓国外交部は記者会見で「駐リビア大使はチュニジアにいる」と説明。韓国政府はリビアの治安悪化により、大使館の一部職員を隣国のチュニジアに移しており、同部関係者は「大使は任期満了に伴う引き継ぎのためチュニジアにいる」と話していた。このため、大使がチュニジアから現場を指揮するものとみられていたが、大使は当時帰国していたことが後に判明。帰国したのは今月1日で、翌日には人事関係者に帰国を報告しており、事件の報道を聞いて自ら外交部に連絡を入れたという。

外交部が「現地にいる」はずの大使と連絡を取らないまま事態の収拾を図ろうとしていたことが露見した形だが、同部が誤りを認めたのは14日になってからだった。大使がチュニジアにいると説明した関係者は「対策に追われていたためこのようなミスがあった」と述べ、外交部の報道官も「深い謝罪」を口にしている。(翻訳・編集/野谷

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