2015年4月15日、中国経済網は、中国が設立を提唱するアジアインフラ投資銀行（AIIB）の創始国は57カ国に達し、「西側の主要国で参加しなかったのは日米だけだ」と報じた。

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中国財政部によると、スウェーデン、ポルトガル、ポーランドなど7カ国が正式に創始国に加わり、57カ国が創始メンバーとして確定した。今後、AIIBへの参加を申し込む国は一般のメンバーとして扱われる。57カ国の内、アジアが34カ国と過半を占め、BRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国）とこれに含まれるとされる南アフリカはいずれも名前が挙がっている。また、G20からの参加は13カ国に上り、国連安全保障理事会常任理事国では米国を除く4カ国が参加する形となった。

AIIBは年内の設立を目指して準備が進められ、本部は中国北京に設置される。（翻訳・編集/野谷）