Record China 2015年4月20日(月) 15時9分
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17日、「1本のスティックキャンディーを何回舐められるか」「蚊はなぜ雨に打たれても死なないのか」。2015年の中国版イグノーベル賞の「パイナップル科学賞」授賞式が11日に杭州市で閉幕した。
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2015年4月17日、「1本のスティックキャンディーを何回舐められるか」「蚊はなぜ雨に打たれても死なないのか」。2015年の中国版イグノーベル賞の「パイナップル科学賞」授賞式が11日に杭州市で閉幕した。9つの一風変わった科学研究成果・ニュースが受賞し、ネット上で広く注目された。
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2006年のノーベル物理学賞受賞者のジョージ・スムート教授がゲストに招かれ、「蚊はなぜ雨に打たれても死なないのか」に物理学賞を授与した。スムート教授は、「科学賞はさまざまな形により研究者を励ますべきだ。ノーベル賞のような厳かでフォーマルな賞のほか、イグノーベル賞のような興味深い変わった賞も必要だ」と指摘した。この研究を担当したのは、ジョージア工科大学生物力学実験室首席科学者の胡立徳(ホー・リーダー)氏。胡氏は水鉄砲を雨の代わりにし、高速度カメラによって蚊が雨にうたれる様子を撮影した。蚊には強い外骨格があり、飛行中は雨粒の勢いに逆らわず降下することで衝撃を和らげる。蚊は50倍の重さの水滴にうたれても死なない。
数学賞はニューヨーク大学クーラント数理科学研究所の「1本のスティックキャンディーを何回舐められるか」に授与された。研究チームはスティックキャンディーを水の流れるパイプ内に取り付け、コマ撮り写真によってキャンディが溶ける過程を撮影した。元の形状や水流の速度に差があっても、完全に溶けるとほぼすべてが三日月形になった。直径1cmほどのスティックキャンディーは約1000回舐めれば溶けてなくなる。
パイナップル科学賞は浙江省科学技術館と科学普及サイト「果殻網」が創設し、今年は第4回目となった。過去3年間で、馬鹿げているように見えるが実際には極めて真面目な科学研究成果が発掘された。これは創設者の「好奇心に敬礼」という初志を示している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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