韓国、セウォル号1周忌追悼行事で大混乱、警察が市民・遺族100人を連行=「遺族ではなく暴徒だ」「デモのプロまで加わっている」―韓国ネット

Record China    2015年4月19日(日) 18時30分

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18日、韓国・ソウルで、セウォル号1周忌追悼行事に参加した遺族と一部市民が警察と衝突し、計100人が警察に連行された。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は光化門から東に約700メートルの地点にある鍾路警察署正門前。

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2015年4月19日、韓国・メディアトゥデイは、セウォル号1周忌追悼行事が行われた18日午後、行事に参加した市民と、16日の夜からソウル・光化門の楼閣前に陣取った遺族のうち、計100人が警察に連行されたと報じた。

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報道によると、警察は18日、ソウル光化門広場に集まったデモ行進の参加者ら5000人(主催者推計)に対し、車と警官で壁を作り、市民の行進を防いだ。さらにデモ参加者に向かって、放水したほか、催涙液や消火器なども使用した。警察に連行された市民と遺族は、計100人となり、連行された市民の中には車椅子に乗った障害者もいたという。

これに対して、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「無能で最悪の政府、大統領。この国に希望はないのか?」

「セウォル号集会にかこつけて、朴槿恵(パク・クネ)政権を批判をしているような人もいる」

「いろんな思惑で、いろんな団体が参加していたみたいだ」

「遺族集会に、民主労総(全国民主労働組合総連盟・韓国の労働組合)の旗が見えた瞬間、純粋さは失われた」

「やはり、面倒なことは朴大統領の海外歴訪中(16日から10日間の予定で南米4カ国を歴訪中)に処理しようという魂胆だな」

「何が遺族の集会だ。ちゃんと、労働組合介入集会と書け、こんなことをしでかした犯人は必ず捕まえて処罰しろ」

「放水銃?消火器?もの言う国民は、燃えたぎる炎に見えるのか?」

「これは、もう遺族じゃなくて、暴徒だ」

「デモのプロまで加わっている」

「集会とデモの自由は国民の基本的な権利だ。しかし、自らの主張のために、他人に被害を与えるべきではない。国民の中にはデモで被害を受ける市民も出てくる。だから、法律(集会およびデモに関する法律)がある。通常の法的手続きを踏んでいれば、誰も何もしない。法律を破るから、警察はこれを防ぐため本分を尽くすのだ。セウォル号遺族の主張が正しいか、間違っているかは関係ない。彼らの不法なデモのために、一般市民が被害を受けるのには我慢できない」(翻訳・編集/三田)

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