2015年4月19日、韓国・聯合ニュースは、自民党の船田元憲法改正推進本部長が日本国憲法に自衛隊の国外派遣の拡大などを含めた「積極的平和主義」の反映を提案したと報じた。

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記事は複数の日本メディアの報道を引用し、船田本部長が18日、沖縄県宜野湾市の講演で、「積極的平和主義も憲法の前文に使えば良いのではないか」とし、「国家として要求する姿を反映したい」と語ったと伝えた。さらに、同本部長は自民党の憲法改正草案に対し、「国防軍創設構想の名称がちょっと勇ましすぎる。自衛軍にするか、今のまま自衛隊にしてもよい。国民に警戒されては困る」と述べたとした。さらに、同本部長が、憲法改正案を発議するには衆議院と参議院全議員の3分の2以上の賛成が必要という96条の規定について、「国民主権に照らせば、（国民投票の）機会が与えられない。民主主義に反すると考えている」とし、この基準を2分の1に下げる案に意欲をのぞかせたと報じた。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「日本支配下の韓国に平和あれ」

「日本はついに朝鮮半島で戦争を起こす気だ」

「北朝鮮は盛んに叫び、あがいているが、日本は静かに、緻密に動いている」

「積極的平和主義とは口先だけの偽装戦術だ。独島（日本名：竹島）を奪おうと、既成事実化するために、教科書歪曲（わいきょく）まで進めている」

「戦争をするというのが、なぜ積極的平和主義なんだ？」

「平和の意味も分からないのか？自衛隊という軍隊をなくし、武器自体もなくし、ただ治安のために最小限の武力だけ残した状態。それが、日本が言う積極的平和主義だ」

「韓国は日本の邪悪な植民地支配に下るまえに、転ばぬ先の杖として戦略を立てなければならない」

「もう自衛じゃなくなったな」

「日本はドイツのように過去の歴史を学ばなかった」

「あっちも、こっちも、指導層が問題だな」（翻訳・編集/三田）