北京の大気汚染が改善?!政府統計は信用できないと中国ネットユーザー―中国

Record China    2015年4月24日(金) 6時56分

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22日、BBC中国語版サイトは記事「グリーンピース、北京・河北省の大気汚染が改善=実感ないとネットユーザー」を掲載した。今年1〜3月の北京市PM2.5濃度は前年比13%減少した。写真は14年10月の北京。

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2015年4月22日、BBC中国語版サイトは記事「グリーンピース、北京・河北省の大気汚染が改善=実感ないとネットユーザー」を掲載した。

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国際環境非政府組織(NGO)グリーンピースは21日、中国の大気汚染に関する報告書を発表した。中国環境当局が2015年1月から3月にかけ、中国360都市の大気状況に関して発表した統計データを分析した結果、北京市、河北省の大気汚染の改善傾向が明らかになった。北京市の汚染度は360都市中ワースト4位だったが、PM2.5濃度は前年比で13%減少している。

一方で中国人ネットユーザーからは実感はないとの反論も寄せられた。「統計と実感は違う」という意見もあれば、「汚染はなお深刻」だとして政府発表のデータの信頼性、正確性に疑義を呈する声も上がった。また、大気汚染改善には総合的な取り組みが必要で、北京市などの一部先進地域だけ対策し、その他地方では野放しという状況を改めるべきとの声もあった。(翻訳・編集/増田聡太郎

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