中ロ韓日を結ぶ日本海横断航路が年内就航へ―吉林省琿春市

Record China    2007年8月22日(水) 11時4分

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21日、吉林省琿春(フンチュン)市政府の発表によると、中国−ロシア−韓国−日本を結ぶ日本海横断航路が年内に開通する見込みとなった。写真はロシアと北朝鮮の国境が接する琿春。

2007年8月21日、吉林省琿春(フンチュン)市政府の発表によると、中国−ロシア−韓国−日本を結ぶ日本海横断航路が年内に開通する見込みとなった。日本海をまたぎ、海運と陸運を合わせた航路は世界初の試み。全長約1480km、吉林省琿春市からロシアのトロイツァ(旧ザルビノ)港までを陸路で、そこから韓国のソクチョを経由し、新潟までを海運でつなぐ。

中ロ韓日4カ国の共同出資で設立された会社が経営し、出資比率の多い韓国が船の運航や貨物輸送の受注管理などを行う。路線開通後は中国の東北部から日本までの輸送時間が従来の8分の1に短縮されるという。

同市関係者は、新航路の注目度はあまり高くないが、ロシアと北朝鮮の国境が接している琿春は、従来の陸路に加えて日本海航路と結びつくことで、北東アジアが今後、ヨーロッパと北米を最短でつなぐ貿易の要衝として機能する潜在力があると大きな期待を寄せている。(翻訳・編集/WF)

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