2015年4月24日、鳳凰資訊は海外メディアの報道を引用し、香港を訪れた中国の団体観光客を担当した現地のツアーガイドが、客の荷物を放り投げるというトラブルを起こしたと伝えた。中国人観光客が「爆買い」をしなかったことが原因とみられている。

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このツアーには2日間の日程で23人が参加しており、担当した女性ガイドは客が見ている前で客の荷物を観光バスの車外に放り投げ、「ショッピングツアーに参加したくせに…」と罵声を浴びせた。

近年、香港にやって来て商品が品薄になるほど大量に買って行く中国人に香港市民は不満を爆発させていたが、今回のガイドの様子を見てツアー参加者はぼう然としていたという。香港の旅行業界からは「不適切で礼儀に欠ける行為。プロがやることではない」と非難の声が上がっており、ガイドに対する処分も検討されている。関係者の1人は、「格安ツアーでやってくる中国の団体客を担当した場合、ガイドとしての給料は無いに等しく、主な収入源は客を連れて行った店から入る手数料だ」と指摘している。（翻訳・編集/野谷）