中国でマラソンブーム=ビジネスエリートも熱視線、市民ランナーは約200万人―香港紙

Record China    2015年4月30日(木) 19時35分

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24日、中国でビジネスエリートを中心にマラソンの人気が高まっている。写真は15年、河南省で行われたマラソン大会。

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2015年4月24日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国でビジネスエリートを中心にマラソンの人気が高まっている。25日付で環球時報が伝えた。

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ゲーム開発会社「寧波游戯開発公司」のCEO、沈楽(シェン・ユエ)氏は、「マラソンはずっと苦手だった」と話す。31歳の若手経営者をマラソンに引きつけたのは「体力、気力ともに鍛えられる」からだ。

不動産デベロッパー「SOHO中国」の女性CEO、張欣(ジャン・シン)氏と、夫で取締役の潘石屹(パン・シーイー)氏、さらに昨年10月にマラソンクラブを立ち上げた万科企業集団の元高級副総裁、毛大慶(マオ・ダーチン)氏など、マラソンに入れ込むビジネスエリートは枚挙にいとまがない。

沈氏は、「マラソンは企業経営とよく似ている」と指摘する。「どちらも、苦しい場面や足を止めて放棄してしまいたくなる場面に遭遇する。だが、何とか持ちこたえることができれば、思っていたほどの困難ではなかったことに気づき、そこからさらなる目標にチャレンジできる」と話す。

中国には控えめに見積もっても約200万人の市民ランナーがいる。この数字には学生は含まれていない。上海国際マラソンには昨年、4万人がエントリーしたが、主催者側が出場を許可したのはわずか1万8000人だけだった。中国人のマラソンへの情熱は高まり続けている。(翻訳・編集/岡田)

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