「自分を一生許せない」、泥酔運転で死亡事故のシノ・リン、ミニライブで復帰―台中市

2007年8月22日、泥酔運転で今年6月に死亡事故を起こした人気アーティストのシノ・リン（林暁培）が、台中市のパブで復帰第一歩となるミニライブを行った。

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巨額の賠償金が肩にずっしりと重いシノだが、“中国のある富豪がシノに500万元（約7400万円）投資し、行動制限を解除させて中国公演を計画している”と噂されていることを聞かれると、「知らないわ。ほんとにそんな心優しい人がいるなら紹介して！」と話していた。

賠償金額は現在、遺族とシノの弁護士が協議中だが、事前に支払った100万NTドル（350万円）は親友たちが持ち寄ってくれたものだという。事故についてシノは、「私の内面も大きく変わった。心の中の大部分を、被害者が一緒に持って行ったよう」と話し、「私は一生、自分を許せない。罪悪感は一生続くはず」と唇をかんでいた。

事故が発生したのは今年6月6日早朝。台北市の南京路と東興路の交差点で、帰宅途中の女性看護士が乗ったバイクと衝突し、看護士は頭部挫傷や全身打撲で間もなく死亡が確認された。（翻訳・編集/Mathilda）