中国出身「歌舞伎町案内人」、新宿区議選で惜敗=「言葉が最大の問題だった」―日本華字紙

Record China    2015年4月28日(火) 1時32分

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26日、日本華字紙・中文導報は、東京都新宿区議会議員選挙に立候補していた中国出身の李小牧(り・こまき)氏が1018票を集めたものの、惜しくも落選したと伝えた。写真は中文導報の提供。

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2015年4月26日、日本華字紙・中文導報は、東京都新宿区議会議員選挙に立候補していた中国出身の李小牧(り・こまき)氏が1018票を集めたものの、惜しくも落選したと伝えた。

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選挙後に李氏は、「約400票の差で落選し、応援してくれた方々に申し訳ない気持ちです。日本国籍を取得してから2カ月しかなく、実際に選挙活動ができたのはわずか1カ月でした。勉強不足、経験不足でした。議員になるには今後も多くの壁を乗り越えなくてはなりませんが、引き続き努力をしていきます」と語った。

さらに李氏は自身の投票後にインタビューに応じ、「やはり言葉の問題が最大の壁でした。街頭演説では伝えたいことが沢山あったにもかかわらず、十分に表現できなかったことが残念です」と話した。さらに、「在日中国人には私よりも優れた人材が沢山いますが、自己の権利のために立ち上がり、それを行使できる人は多くありません。今回、私は生まれて初めて民主的権利を行使してとても興奮したし、誇りに思いました」と初となる投票を語った。

李氏は88年に来日、新宿区歌舞伎町で長年客引きなどの雑用に関わった体験を生かし、現在までに16冊の本を出版、コラムニストとしても活躍している。(翻訳・編集/谷)

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