安倍首相、米議会演説で大戦について「痛切な反省」、慰安婦問題については言及なし―米メディア

Record China    2015年4月30日(木) 5時42分

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29日、AP通信によると、安倍晋三首相は29日午前(日本時間30日未明)、米議会上下両院合同会議で演説を行い、第二次世界大戦に対する「痛切な反省」について述べたが、「おわび」という言葉は使わなかった。写真は安倍首相。

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2015年4月29日、AP通信によると、安倍晋三首相は29日午前(日本時間30日未明)、米議会上下両院合同会議で演説を行い、第二次世界大戦に対する「痛切な反省」について述べたが、「おわび」という言葉は使わなかった。

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AP通信によると、安倍晋三首相は29日午前(日本時間30日未明)、米議会上下両院合同会議で演説を行った。安倍首相は演説の中で、第二次世界大戦で命を落とした米国人の犠牲者に対して深い哀悼を捧げると述べると、米議員らは立ち上がって拍手した。演説に先立ち、ワシントン市内の第二次世界大戦記念碑を訪れたことについても語り、「歴史とは取り返しのつかない苛烈なものだ」と語り、「互いに熾烈に戦った敵は魂で結ばれる友になった」と述べ、戦後、日米の絆が強まったことを強調した。

韓国や一部の米議員が求めていた慰安婦問題には触れず、「おわび」という言葉は使わなかったが、第二次世界大戦に対する「痛切な反省」に言及し、「アジア諸国の人々に苦しみをもたらした」と認め、「我々はそこから目を背けてはならない」と述べた。

また、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉については、「我々の子供たちやさらにその子供たちの世代のために」早期に妥結することが必要だと呼びかけた。(翻訳・編集/蘆田)

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