2015年5月2日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「安倍首相、カリフォルニアでITを語る＝講演会場外では抗議運動」を掲載した。

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米国訪問中の安倍晋三首相は1日、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のスタンフォード大学で公開シンポジウムに参加。シリコンバレーの活力をたたえ、「日本の中小企業200社を送り込む、年30人の人材を派遣する」などのプロジェクトを発表した。

その講演会場外では、世界抗日戦争史実維持連合会が主催する抗議デモが開催されていた。中国系・韓国系米国人など数百人が参加し、安倍首相が米議会演説で慰安婦問題を謝罪しなかったことなど、歴史問題を直視しない態度を批判した。主催者は「数百人が抗議の声を上げた。その音量は大きく、安倍首相は驚いただろう」と満足感を示している。（翻訳・編集/増田聡太郎）