Record China 2015年5月5日(火) 8時44分
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4日、韓国の朴槿恵大統領は、安倍晋三首相の米議会での演説に第二次世界大戦に関する謝罪がなかったことを批判する一方で、日韓関係の改善に向けて進んでいくべきとの見解を示した。写真は朴槿恵大統領。
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2015年5月4日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、安倍晋三首相の米議会での演説に第二次世界大戦に関する謝罪がなかったことを批判する一方で、日韓関係の改善に向けて進んでいくべきとの見解を示した。
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朴大統領は4日、大統領府で開いた首席秘書官会合で、安倍首相が米議会で行った演説について、第二次世界大戦に関して周辺国との関係改善をするための機会を生かせなかったと批判した。安倍首相が演説の中で慰安婦問題について誠実な謝罪を表明しなかったことは、米国内でも批判を浴びていると述べた。その一方で、韓国は過去の問題に対して明らかな対応をしていくとしながらも、外交政策で過去の問題に埋没してはならないと述べ、次へ進んでいくべきであるとの見解を示した。
また、記事によると、韓国・釜山大学の政治学教授、ロバート・ケリー氏は、「米国人は実際にはアジアの歴史問題にはそれほど関心を持っていない」と指摘している。さらに、安倍首相の訪米後、韓国の新聞の社説では、韓国の外交政策が有効ではないとの懸念が示されていることも伝えている。(翻訳・編集/蘆田)
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