2015年5月5日、韓国・ニュース1は、韓国の輸出潜在力が、「かつて日本が韓国に追撃を受け下降線をたどった経緯と類似している」とする報告結果が出たと報じた。

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韓国開発研究院（KDI）は5日、報告書「追撃の観点から見た日中韓輸出競争力の変化」を発表し、「日本がかつて、韓国と中国の追撃を受け（輸出が）不振になったのと同様に、最近の韓国は、中国の追撃を受けて（輸出が）不振になっているようだ」と指摘した。

昨年第3四半期以降、世界の貿易量に変動がないにもかかわらず、韓国の輸出実績は振るわない。4月の輸出入動向によると、先月の輸出額は462億1800万ドル（約5兆5400億円）で、前年より8．1％減少した。報告書では「2010年以降、中国と競合する輸出品目で、韓国の市場シェアが相対的に下落し、そのマイナスの影響が徐々に拡大している」とし、「今後、韓国の主要な輸出品目の輸出競争力を維持するのに、（中国の台頭は）かなりの負担要因だ」と分析した。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「日本と比較されることは誇らしい。韓国は今まで一度も、世界経済の舞台で日本と肩を並べたことがなかった」

「日本と比較されるだけでも、ちょっと自慢できる」

「経済は完全に壊れて、国も墜落してしまった」

「日本は『源泉技術』があったから、経済も復活できた。韓国には源泉技術など、ほとんどないから…。絶望的だ」

「同じように景気が悪くても、先進国の国民は老後の衣食住の心配をしなくても大丈夫だろう。だが後進国の国民は年をとったら、仕事もなく食べていくのも困難だ。残念なことに大韓民国は後進国だ」

「80年代も輸出で得た利益の多くを、素材・部品などの代金として、それらを輸入した国に支払う鵜飼い経済として悲観的に見られていたが、うまく乗り越えた。今度も大丈夫だ」

「日本と比較するより、韓国はむしろ、イタリア・スペインと似ていると思う。経済規模もそうだし、人口と人の気質も似ているように感じる。特にイタリアは経済状態と社会・文化など、本当に類似している」

「国家の経済状態からレースクイーンまで、忠実に日本を後追いする韓国。永遠の従属国ということか？」

「しきりに日本と比較するが、日本の経済力は、韓国とは次元が違う。日本だから20年持ちこたえられたが、日本のような不況を経験したら、韓国国民は、上流層以外は滅びる」（翻訳・編集/三田）