韓国籍の米大学生、休学して米国横断の旅の後、北朝鮮へ不法入国「拘束されたいと思っていた」―米メディア

Record China    2015年5月7日(木) 8時18分

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6日、北朝鮮に不法入国して拘束されている韓国籍の大学生が、米CNNのインタビューで、「拘束されたいと思っていた」と語った。写真は北朝鮮・平壌。

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2015年5月6日、北朝鮮に不法入国して拘束されている韓国籍の大学生が、米CNNのインタビューで、「拘束されたいと思っていた」と語った。

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CNNは4日、北朝鮮に不法入国して拘束されている韓国籍の大学生、チュ・ウォンムンさんとの単独インタビューを行った。米国の永住権を持つ韓国籍のウォンムンさんは米ニュージャージー州在住で、ニューヨーク大学に在籍しているが、1学期間休学して米国を横断する旅に出ていた。カリフォルニア州で仕事探しに失敗した後、北朝鮮入りを計画したという。先月22日に中国の万里の長城の丹東付近から、二重の鉄条網を越えて北朝鮮に入ったところ、兵士らに拘束された。ウォンムンさんは「拘束されたいと思っていた」と語り、「私が北朝鮮に入国することで、何か素晴らしいことが起きて、北朝鮮と韓国の関係に良い効果をもたらすことができるかもしれないと思っていた」と述べた。また、2月から北朝鮮への不法入国に興味を持ち、ずっと考えていたと語り、「韓国籍で米国の永住権を持っている私が北朝鮮入りすることで、何か良い効果をもたらすことができるかもしれないと考えていた」と述べた。

韓国統一省の報道官は4日の定例会見で、「韓国政府は、ウォンムンさんを家族のもとに帰すよう北朝鮮に求める」と述べた。ウォンムンさんは、北朝鮮で寛大に扱われていると語っているが、訴追されるのかどうか、いつ家族と接触ができるのかといったことは知らされていないという。(翻訳・編集/蘆田)

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