中国企業がセグウェイを買収、立ち乗り電動車業界のけん引者に―中国紙

Record China    2015年5月8日(金) 10時5分

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7日、中国のスマホメーカー・小米科技(シャオミ)は、スマート・リストバンド、ヘッドフォン、テーブルタップ、体重計といった小型家電に続き、立ち乗り電動車という大型設備にまで事業を広げようとしている。

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2015年5月7日、中国のスマホメーカー・小米科技(シャオミ)は、スマート・リストバンド、ヘッドフォン、テーブルタップ、体重計といった小型家電に続き、立ち乗り電動車という大型設備にまで事業を広げようとしている。経済日報が伝えた。

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中国立ち乗り電動車メーカーのNinebotはこのほど、同製品を世界で最初に開発した米セグウェイ社を全額出資子会社化したことを発表した。Ninebotの高禄峰(ガオ・ルーフォン)CEOによると、買収完了後、同社はセグウェイ社の400件以上の重要な特許を取得する。つまり同社は将来的に世界パーソナルモビリティ業界の頂点に立ち、業界をけん引することになる。

またNinebotは、小米科技、順為資本、紅杉資本、華山資本から、8000万元(約15億4000万円)の出資を受けることを発表した。

立ち乗り電動車とは何か?空港や体育館のスタッフが二輪車に乗り、体の重心を移動して設備をフレキシブルに前進・後退・カーブさせているのを見たことがあるかもしれないが、あれのことだ。中国では新し物好きのほか、警察、警備、メディア関係者などが使用している。業界の市場規模は年間20億元(約384億円)未満だが、新たなパーソナルモビリティである立ち乗り電動車は多くの人から、スマートデバイスの「次の突破口」と目されている。

しかし立ち乗り電動車の頭上には、制度と安全問題という「ダモクレスの剣」がぶら下がっている。北京や上海などの都市では、立ち乗り電動車を道路で使用することが禁じられている。高CEOは、「パーソナルモビリティは発展の大勢に即している。国は関連基準を制定し、製品の安全性を検証するべきだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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