Record China 2015年5月10日(日) 22時4分
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5日、中国最大の民営エンタメグループ・華誼兄弟メディアの王中軍社長が、ピカソの名画を2990万ドル(約35億8000万円)で落札。昨年のゴッホの名画落札に続き、大きな話題を集めている。写真は王中軍氏。
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2015年5月5日、中国最大の民営エンタメグループ・華誼兄弟メディアの王中軍(ワン・チョンジュン)社長が、ピカソの名画を2990万ドル(約35億8000万円)で落札。昨年のゴッホの名画落札に続き、大きな話題を集めている。新浪が伝えた。
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王中軍氏は5日(現地時間)、米ニューヨークで開催されたサザビーズオークションで、ピカソの油絵「Femme au Chignon Dans un Fauteuil」(1948年)を2990万ドル(約35億8000万円)で落札した。王氏は昨年11月にも、ゴッホの名画「静物 ヒナギクとケシの花瓶」を入手。落札価格は5500万ドル(約63億円)で、コミッションを合わせると6176万5000ドル(約71億円)の買い物に。華人が落札した西洋の美術品の中では、過去最高額となった。
このピカソの名画は、ハリウッドのメディア企業メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)創設者の1人、サミュエル・ゴールドウィン氏が1956年に購入したもの。今年1月にゴールドウィン氏の他界後、この絵を含む計25点がオークションに出品されている。
華誼兄弟メディアは王氏の弟・王中磊(ワン・ジョンレイ)氏がCEOを務め、「墨攻」や「西遊記 はじまりのはじまり」など数多くのヒット映画を生み出している。王氏は子供の頃から絵が大好きで、雑誌社の美術デザインとして働いた経験も持つ。画家としてもそのセンスを知られ、2013年には北京で個展を開催している。(翻訳・編集/Mathilda)
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