Record China 2015年5月13日(水) 3時43分
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11日、韓国・ニューシスは、ソウル市が今月から日本統治時代に建てられたソウル地方国税庁南大門別館の撤去に乗り出すと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真はソウル市。
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2015年5月11日、韓国・ニューシスは、ソウル市が今月から日本統治時代に建てられたソウル地方国税庁南大門別館の撤去に乗り出すと報じた。
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日本占領時代の建物が78年で姿を消すことになる。建物の跡地は市民が過去の歴史を記憶し、回想することができる市民文化空間となるという。
ソウル市は11日、こうした内容を盛り込んだ「世宗一帯の歴史、文化特化空間づくり事業」を発表。これは6日にソウル市が発表した「光復70周年記念事業計画」の詳細案の一つだ。報道は「国税庁別館は1937年、日本が徳寿宮の権威を低下させるため朝鮮総督府逓信局庁舎として徳寿宮の隣に建てたもの」と伝えている。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「韓国でも人気のたい焼きもなくせ。これも日本のものだ」
「ソウル大学も日本植民地時代の名残だろう。これも処分しろ」
「良くない歴史も歴史ではないか」
「建物自体が持っている歴史は良くないが、それでも建物は遺産としての価値があると思う」
「そんなものにカネを使うのであれば、混雑で有名なソウル地下鉄9号線を増設しろ」
「民族情緒だけで撤去するのではなく、もう少し考えてみてはどうだろう?これも歴史の一部だ。無条件にとり壊すのではなく、有効に活用した方がよさそうだが…」
「恥辱の歴史も教訓とする必要がある。プライドを傷つけるからといって取り除いてしまっては、歴史から学ぶことができない」
「過ぎたすべての歳月は、歴史の一部である。崩壊の危険がない建物であれば、敢えて取り壊さなくてもいい。民族主義に便乗して、予算を無駄にする必要はない」(翻訳・編集/三田)
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2015/5/11
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