「安倍首相批判の中国指導陣は“賢く技巧的”」=中国ネットユーザー、日中関係を語る

Record China    2015年5月13日(水) 2時33分

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12日、日中関係の冷え込みが続く中、中国のネットユーザーは日中関係について自身の見解をつづっている。資料写真。

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2015年5月12日、日中関係の冷え込みが続く中、中国のネットユーザーは日中関係について自身の見解をつづっている。

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尖閣諸島の領有権は双方が主張しているが、どっちが正しいのか判断するのは難しい。中国は日本が実効支配している現状をもっと重視すべきだろう。

日本の教科書を批判する声があるが、それは間違っている。日本の教科書は多くの種類があり、どの教科書を使うかは学校が決める。確かに右翼的な内容の教科書もあるが、それは少数。日本の大多数の学校は、日本の侵略戦争や関連諸国に対して行った行為を記載した教科書を採用している。

国同士の関係はその時の政治の動きに左右される。70年代、中国は日本から学ぶことが多く、援助を受けていたため友好関係は国家の利益につながった。その後中国は経済が発展し汚職が横行。国民の目線をそらし、政府への批判を軽減するために抗日ドラマを放送して反日感情をあおったのだ。中国は日本ではなく、安倍首相を批判することが多い。つまり、日本の首相が変われば日中関係はすぐにでも好転できるのだ。これは非常時を乗り切る手段だが、中国の賢く技巧的なやり方を垣間見ることができる。

かつての日本が中国にしたことを知れば、日本が憎いと感じるのは正常な反応。ただ憎んだところで過去に戻れるわけではない。「国辱を忘れるな!」と叫ぶが、庶民にとって何のプラスにもならない。中国人に必要なのは「熱血」ではなく、「忍耐」。愛国心や反日感情は他人の生活を乱すだけだ。(翻訳・編集/内山)

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