今年頻発する事故、すでに33万件！6万人の命が犠牲に―中国

2007年8月28日の報道によると、国家安全生産監督管理総局李毅中局長は27日に北京市で行なわれた会議の席上、今年1月1日から8月25日までの間に全国で33万7210件の事故が発生し、死亡者数は6万370人に上ると発表した。

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事故の多くは自然災害が引き起こしたとしながらも、企業による安全対策の不備による事故も頻発していると言及。だが、党中央と国務院は今年に入り各部門に安全確認の徹底を呼びかけ、その結果、全国の事故発生件数と重大事故件数は減少傾向にあるとも説明。

しかし、一部の企業や行政機関は依然として安全生産に対する意識が低く、安全基準を無視した違法な生産体制や経営体制が依然として存在しており、行政による監督管理指導も不十分であるため、これらが重大事故を引き起こす原因となっていると指摘した。

この8月に相次いだ「湖南省鳳凰県橋崩落事故」「山東省新泰市炭鉱浸水事故」「山東省アルミ溶鉱炉流出事故」は人災の典型例だと李局長は語っている。（翻訳・編集/本郷智子）