NPT文書案から日本の要請が削除される、中国の要求か=「日本がそんな要請を!?」「米国を裏切る準備か?」―韓国ネット

Record China    2015年5月14日(木) 11時26分

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13日、韓国・文化日報によると、NPTの再検討会議で日本は各国指導者の広島・長崎訪問の必要性を主張したが、最終的な合意文書案にはこの内容は入らなかった。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は広島の原爆ドーム。

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2015年5月13日、韓国・文化日報によると、米ニューヨークで開催された核兵器不拡散条約(NPT)の再検討会議で、日本は各国指導者の広島・長崎訪問の必要性を主張したが、最終的な合意文書案にはこの内容は入らなかった。

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NPT再検討会議の主要3委員会(核軍縮、核不拡散、原子力の平和利用)がまとめた会議の最終合意文書草案には、日本の要求により「世界の指導者たちが広島と長崎など日本の被爆地を訪問する必要がある」との文言が含まれる見通しだったが、最後日の12日に参加国に配布された草案改訂版にはこの内容は入っていなかった。日本メディアは、中国の傅聡(フー・ツォン)中国軍縮大使が日本の被爆地訪問の要請文章に対して、「歴史を歪曲(わいきょく)する」と削除を求めたことを伝えている。中国の削除要求が受け入れられたために草案から削除された、との見方だ。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「削除されてよかった。(日本は)第2次大戦時の自国の被害を大々的に宣伝しようとしているようだ」

「今回は防止できたが、日本は弱いふりをしてずる賢い陰険なことを企んでいる」

「日本はそんな要請をしていたのか?日本が戦争の被害国だということを強調したいんだろう。本当にどうしようもないやつらだ」

「日本は自分たちが被害者だとし、広島、長崎を前面に押し出そうとしているが、原子力発電とプルトニウム精製技術を放棄しようとしない。はっきり言って、次に核兵器を使う国があるとしたら、それは日本だ」

「日本の提案は理解できる。実際に多くの日本人が自分たちは被害者だと信じているのだから。日本のアニメを見ても、そのような感情が読み取れる。まあ、その目論見は外れたが」

「いまだに、被害者意識を持ち続けている日本が理解できない」

「このような提案をしていたということは、そろそろ米国を裏切る準備か?」

「日本が原爆を持つと考えている人もいるようだけど、そんなことはあり得ない。なぜそういう考え方になるんだ」(翻訳・編集/三田)

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