<日本人が知らない韓国>自動車修理でビックリ!韓国の「普通」は驚くばかり

Record China    2015年5月16日(土) 20時8分

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韓国では普通のことでも、日本人には驚くことが多い。自動車修理にもお国柄があるようだ。

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韓国で10年以上同じ車に乗っているが、自動車の修理に関して驚くことが2つある。スピードと価格の安さだ。私の車は今ではもうあまり見かけなくなったマニュアル車だ。スポーツカーではなく、まったくの大衆車。ギアを変えながらの運転は面倒でもあるが、10年も乗っていると愛着も湧いてくる。

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あるとき、買い物を終え、ショッピングセンターの駐車場で愛車に乗り込んだ。エンジンをかけ、1速にギアを入れてゆっくりとクラッチをつなぐと、「ガリッ」という異音が。どうやら何かしらが壊れた様子。2速以外まったく使えないという状態になりながらも、なんとか2速だけでカーセンター(自動車修理ショップ)に向かい、修理をお願いした。

故障の程度を見てもらうと、ミッションのギアが欠けてしまったようで、そのまま載せ換えすることになった。当然、車は預けて帰るつもりだったので、何日後に受け取りに来ればいいのかという意味で「どれくらいで出来ますか?」と尋ねた。すると、「2時間」という予想外の回答。驚いてつい「2時間!?」と口に出てしまった。担当のメカニックは、私が「遅い」と言っていると勘違いしたらしく、いかに修理が難しいかを説明し出した。私は「早過ぎて驚いたのだ」と言った。彼いわく、韓国ではこれが普通だそうだ。

2時間後に戻ってくると、ミッションの載せ換えは完了しており、車は元通りの状態になっていた。消耗部品でもないのに、どうやって2時間でミッションアッセンブリーを取り寄せて、載せ換えまでできるのだろうか。謎である。修理費用も非常に安い。リビルト品のミッションアッセンブリーを使ったとのことだったが、日本円にして数万円ほどだった。車自体が大衆車ということもあるが、高級タイヤ1本分程度の価格でミッションの載せ換えができるとは驚きだ。

これ以外にも大物部品の修理は何度か行った。ラジエーター交換、パワーステアリングアッセンブリー交換、エアコン交換などなど。しかし、どこを修理・交換しても、数時間・数万円だった。

■筆者プロフィール:水田尊久

兵庫県出身。2000年に訪韓し、現地企業で勤務した後、2013年に独立。日韓企業協業支援、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動している。

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