Record China 2015年5月16日(土) 22時35分
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14日、中国・浙江省で、激しい頭痛と吐き気に長年苦しんでいる12歳少女の脳内から、20センチに成長した寄生虫が見つかった。写真は浙江省。
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2015年5月14日、人民日報(電子版)によると、中国・浙江省で、激しい頭痛と吐き気に4年間苦しみ続けた12歳少女の脳内から、20センチに成長した寄生虫1匹が見つかった。
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「少女の脳内から寄生虫を取り出すのに6時間かかった」と執刀医。寄生虫は条虫の一種・マンソン裂頭条虫の幼虫(マンソン孤虫)で、長さは20センチ、直径0.5センチ。マンソン孤虫はカエル、ヘビ、トリなどの外皮に寄生し、これらを人間が食べると感染する。傷口がある場合はそこから感染。人間に寄生した場合は成虫にならず、幼虫のままで、大きさは数センチから数十センチのものまで。人間の体のあらゆる部分に寄生するが、脳に寄生すると脳腫瘍に似た症状が現れ、生命にかかわる危険性もある。
執刀医によると、少女の脳から摘出したマンソン孤虫はしばらく生きて動いていたという。マンソン孤虫は一般に10数年間体内で生き続けるといわれている。その予防には、十分に加熱した食事を取ることが最も大切だ。(翻訳・編集/本郷)
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