2015年5月15日、韓国・聯合ニュースによると、14日に日本政府が安全保障法制の関連法案を閣議決定したことについて、日本の新聞各紙が朝刊の1面トップで報じた。一方で、この安保法制の整備について日本国民の約半数が「よく知らない」と答えたことが分かった。

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NHKが8〜10日に行った世論調査の結果、安保法制の整備について「あまり理解していない」との回答が40％、「全く理解していない」が9％で、合計で半数近くに上った。「ある程度理解している」は39％、「よく理解している」は6％だった。14日の記者会見で「国民の命と平和な暮らしを守り抜く」決意があると語った安倍首相だが、実はその「本心」を明らかにしていない、との見方も出ている。自身の政治家としての悲願である「戦後体制からの脱皮」が本当の目的ではないか、との指摘だ。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「自国民までだます首相がどうやって政治をしてるんだ？」

「（安倍首相が）一人騒いでるだけか。実際は何をしてるかよく理解してない日本人が多いとは」

「日本に住んでいるけど、日本のマスコミはこの問題を詳しく説明していない。だから知らないのも無理ない」

「外にはそう見せておいて、実はみんな『安倍一派』かもしれない」

「首相も国民も戦犯にすぎない。どっちもどっちだ」

「でも、韓国も同じでは？ちゃんと分かって支持してる人が何人いるかな？」

「日本も韓国も、国民が無知だという点が問題だ。低学力、低所得、高齢者層を使って食べている日韓の保守政権は似たようなもの」

「よく知らないんじゃなくて、関心がないのでは？政治家だけで政治をしてるのは、韓国と似てるね。政治家は当てにならないという考えが根底にあるんだろう」

「（元韓国独立党党首）金九（キム・グ）先生は、日本民族は最も危険で残忍、悪質な民族だから常に注意すべきだとおっしゃった」

「朴大統領がお出かけ中で、韓国外交部の公務員が代理をしてる…こんなにいい機会はないんだろうね」

「韓国は核武装しないと。強大国に周りを囲まれている」

「周辺国の考えを無視してやってくることは明白。10年以内に戦争をするという意味だ」（翻訳・編集/和氣）