韓国人にも理解困難?朴大統領の「幽体離脱論法」とは=「周囲の官僚たちは本当にすごいと思う」「あまりにも高次元だから?」―韓国ネット

Record China    2015年5月17日(日) 6時40分

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15日、韓国・国民日報は、朴槿恵大統領の発言の難解さが、ネットユーザーの間で話題になっていると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年5月15日、韓国・国民日報は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の発言の難解さが、ネットユーザーの間で話題になっていると報じた。

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朴大統領は12日の閣議で「私たちの主要な目的は、今年達成しなければならないのはこれなのだと気を引き締め進むと、私たちのエネルギーを分散させるものをやり遂げることができる、というような心を持たねばならないということです」と述べた。

報道によると、この発言の難解さにネット上では「韓国語なのは確かだが、意味が理解できない」などと話題になっている。同紙の記者も記事を書く間、何度も読み返してみたものの理解できなかったという。朴大統領が言わんとした内容に近い解釈と思われるネットユーザーの解説は「今年達成しなければならないことを確実に決めて、気を引き締めて進めば、私たちのエネルギーが分散することを防ぐことができ、これによって、『私たちは、やり遂げることができる』という自信を持つことが重要な目標だ」ということのようだ。朴大統領の発言をめぐっては、以前からその難解さが話題になっており、韓国国内では政治家たちとの距離を置く責任回避発言が「幽体離脱論法」などと呼ばれているという。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。以下はその一部。

「確かに、意味が理解できん」

「私の読解力が不足しているのかと思った」

「われわれが無知なだけってことはないか?」

「意味がよく分からない発言をする人を、大統領にしてしまった」

「朴政権の周囲の官僚たちは本当にすごいと思うよ」

「もしかしたら、朴槿恵は外国人じゃないのか?」

「毎回官僚が作った原稿を読んでいるだけ。自分の言葉を述べる時には、頭に残っている文章をつなぎ合わせてしまい、こんなことになるんだろう」

「あまりにも高次元の形而上学(※分析哲学の手法)的表現を使ってしまった副作用、かもね?」

「私たちが英語を勉強するときに、クリントンやオバマの演説をリスニングやリーディングの教材にするけど、韓国語を勉強する外国人が大統領の発言を韓国語の勉強に活用したら…」(翻訳・編集/三田)

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