中国国防相が公式訪問、安倍総理とも会談へ―日本

2007年8月29日、中国の曹鋼川（ツァオ・ガンチュアン）国防部長が日本公式訪問のため成田空港に到着した。空港へは王毅駐日大使ら中国側関係者と日本の防衛省の関係者が出迎えた。滞在期間中、安倍総理大臣や高村防衛相との会談のほか、軍事関連の交流が予定されている。

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曹部長は空港で書面による談話を発表した。内容は以下の通り。

「日中両国は一衣帯水の友好国として2千年以上にわたる友好の歴史がある。近年は両国関係に顕著な成果が現れ、国防の分野で協力が進んでいる」

「中日の協力関係は互いの利益に合致し、地域の平和と安定、繁栄に寄与するものである。今回の訪問で、両国が関心を寄せている問題について意見を交わし、相互理解を深め、両国の国防分野における友好協力関係を発展させ、戦略上の互恵関係を発展させるよう努力したい」（翻訳・編集/WF）