「中国が南シナ海から手を引くはずがない」、米国が懸念する埋め立て問題、香港紙が指摘

Record China    2015年5月19日(火) 6時3分

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18日、環球時報は、中国は南シナ海から手を引くはずがないと報じた。同海域では中国をはじめ、複数の国が領有権を主張している。写真は南シナ海。

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2015年5月18日、環球時報は香港メディアの報道を引用し、中国は領有権争いが続く南シナ海から手を引くはずがないと報じた。

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ケリー米国務長官はこのほど中国を訪問し、習近平(シー・ジンピン)国家主席や政府高官らと会談した。米側は中国が南シナ海で進める埋め立て工事に懸念を示したが、中国はこれに反発しており、AP通信は「双方とも譲歩しなかった」と伝えている。

この南シナ海をめぐる米中のにらみ合いについて、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「中国の指導者がケリー長官の発言にひるむはずがない。中国海軍は地域におけるさまざまな危機、衝突に完全に対応できる能力を備えている」とする中国の研究者の談話を紹介。この一方で、中国人民大学の研究者は「米中トップは衝突回避の考えで一致しており、両国には意思疎通を図る余地が残されているだろう」と指摘した。(翻訳・編集/野谷

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