2015年5月19日、AFP通信によると、村山富市元首相は18日、東京で講演を行い、安倍晋三首相は戦後70年談話で過去の談話を継承すべきであると述べた。

【その他の写真】

村山元首相が1995年に発表した村山談話では、日本が行った植民地支配と侵略の歴史について謝罪しており、後継の内閣もこれを引き継いできている。だが、安倍首相が今年8月に発表する談話では、村山談話に盛り込まれた謝罪の内容を薄めようとしていると指摘し、間違ったことであると批判した。また、安倍首相が平和憲法の改定を推し進めていることは「非常に危険なことだ」と強調した。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「2発の原爆が落とされ、日本は犠牲を払った。戦争は70年前に終わったことだよ」

「安倍首相は米国の言いなりになっていて、自分の国を裏切っている。日本は平和憲法を守るべきだ。村山元首相の賢明な発言に耳を傾けなければいけない」

「中国も自国の歴史を否定していることがある。歴史とは客観的なものではない。常に主観によって成り立っているものだ」

「村山富市氏は善良で正義を持った、勇気ある人だ」

「村山氏は愚かだ。彼はすべての日本の首相に謝罪させたがっている」（翻訳・編集/蘆田）