サムスン「ニンマリ」、米控訴裁がiPhone外観の商標認定で審理差し戻し―中国メディア

Record China    2015年5月20日(水) 16時36分

拡大

18日、米連邦控訴裁は、携帯電話をめぐる米アップルと韓国サムスン電子の特許侵害裁判で、アップルの「iPhone」全体のデザインを保護することはできないとして、訴えの一部を棄却し、サムスンに命じた賠償金額を見直すよう下級裁判所に求めた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年5月19日、中国のIT情報サイト・中関村在線によると、米連邦控訴裁判所は18日、携帯電話をめぐる米アップルと韓国サムスン電子の特許侵害裁判で、アップルの「iPhone」に特有のデザインについて、iPhone全体のデザインを保護することはできないとして、訴えの一部を棄却し、サムスンに命じた賠償金額を見直すよう下級裁判所に求めた。

その他の写真

海外メディアによると、連邦控訴裁は、四隅の角を丸くした形状などについて、アップル製品だけのデザイン特性とはいえず、スマートフォンの機能的な特徴の一つにすぎないと指摘。米独占禁止法は「製品の物理的なデザイン」に関する独占は「非機能的なものに限る」との制限を設けているため、アップルの賠償請求は認められないと判断した。

連邦控訴裁は訴えの一部を棄却したが、アップルのその他の特許が侵害された点については認め、審理を連邦地裁に差し戻して賠償金の再算定を命じた。

アップルは声明で「本案件の鍵は賠償額ではなく、イノベーションと製品開発過程で費やされた努力だ。これらは金額では算定できない」とした。

サムスンは公式の見解を明らかにしていない。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携