韓国の次世代戦闘機、自主開発とF−35購入で立ち往生=決断は「日本の動向次第」―中国メディア

Record China    2015年5月22日(金) 7時57分

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19日、韓国が次世代ステルス戦闘機として、KF−Xを新たに自主開発するか、米国からF−35を購入するかで立ち往生しており、「決断は日本の対応を見てからになる」と報じられている。写真はF−35。

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2015年5月19日、中国の航空専門サイト・空軍之翼によると、韓国が次世代ステルス戦闘機として、KF−Xを新たに自主開発するか、米国からF−35を購入するかで立ち往生しており、「決断は日本の対応を見てからになる」と報じられている。

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韓国は米航空機メーカーのロッキード・マーチンが中心となって開発しているF−35戦闘機を40機購入することを決めたが、韓国軍上層部は国土や空港、兵装などの条件から「KF−Xは双発エンジンを採用すべき」と支持している。F−35は単発機で、開発中の対艦巡航ミサイルが搭載できない。

KF−Xの開発にはインドネシアも加わっており、開発費の20%を負担、50機購入することが予定されている。しかし、具体的な開発にはいまだ至っておらず、国会でも開発を全面的に行うことが承認されていない。さらに、米国はステルス技術などの先端技術の輸出に慎重な姿勢をとっているが、韓国空軍は老朽化した従来機を代替させることが急務となっており、F−35Aの購入が唯一の現実的な選択肢となっている。

計画に混乱を招きかねないことから、韓国空軍は正式な予算要求を出していないが、予算面でも足踏みすることが予想されている。最終的には日本が開発を進めている次世代戦闘機F−3が日米間でどのように扱われるか、動向を見定めてから決めることになるとみられる。(翻訳・編集/岡田)

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