韓国サムスンの事業方針はどう変わる?次期継承者と目される在鎔氏は「カリスマ性」よりも実務重視派―海外メディア

Record China    2015年5月22日(金) 8時18分

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21日、環球網は、サムスングループの継承者と目されている李在鎔氏がサムスンの経営スタイルを変えていくだろうと指摘した。写真はサムスンの広告。

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2015年5月21日、環球網はロイターの報道を引用し、サムスングループの継承者と目されている李在鎔(イ・ジェヨン)氏がサムスンの経営スタイルを変えていくだろうと指摘した。

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グループの継承者に関するサムスンの正式な発表はまだだが、このほど父親の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に代わり、グループ傘下の2大財団を引き継ぐことが宣言された。李会長は1年前に心臓病に倒れ、現在入院中だ。トップ交代後のサムスンの戦略については重大な転換はないものの、事業の進め方に変化が現れるだろうと指摘されている。

サムスンのある幹部は「父親が健在である現在、在鎔氏は注目を集めることを願っていない。ただ業績の確保に対し、非常に明確な態度を取っている」と指摘し、「化学部門などを売却し、成長が見込める事業に力を集めた。これは相当な決断だ」と評価した。

サムスンのスマートフォン事業の利益は13年のレベルには程遠く、新たな事業も将来的な成長が見込める段階に至っていない。この状況下で、在鎔氏はスマホ事業の持続的な成長を模索しており、ある関係者は「世間から注目を集めることを求めた父親よりも実務を重視する人柄」とコメント。顧客を重視する在鎔氏の意向により、サムスンの従業員は顧客に対応する際、スマホを見たり、かかってきた電話に対応することも禁じられているという。(翻訳・編集/野谷

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