荒唐無稽な「抗日神ドラマ」、中国ネットユーザーが主張「もっと制作すべき。誇張すればするほど社会への不満をそらせる」

Record China    2015年5月23日(土) 10時18分

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19日、中国のネット掲示板に「テレビ局は抗日神ドラマをもっとたくさん制作すべきだ。そうすれば一般大衆が社会に抱いているマイナス感情や注意力が日本など外国に対する憎悪へそらせる」と書き込まれた。写真は抗日神ドラマ「一起打鬼子(一緒に日本人を倒そう)」。

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2015年5月19日、中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)の掲示板に「テレビ局は抗日神ドラマをもっとたくさん制作すべきだ。誇張すればするほどよい。そうすれば一般大衆が社会に抱いているマイナス感情や注意力が日本など外国に対する憎悪へそらせる」と書き込まれた。

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抗日神ドラマとは、第二次世界大戦時の中国人の日本に対する抵抗を描いた反日色の強いドラマ作品だが、その内容のあまりの荒唐無稽さに中国人からも「あきれる」などの声が出ている。

このネットユーザーは「社会的不正や多くの不公平に対する人々の不満が解消できる」「人々の注意力を官僚の私生活への集中からそらすことができる」「官僚は国のために働いている。時折公用車で出掛けたり、公費で食事をしたりしても問題ない」「抗日神ドラマをもっと見れば、官僚に寛容になれるはず」という書き込んだ。

これに対し、ほかのネットユーザーからは以下の意見が寄せられた。

「これはまたブラックな…」

「国はちょうどスレ主のような人材を必要としているところだ」

「スレ主を首相にしないのは国にとって大きな損失」

「スレ主は鋭いな!」

「でも神ドラマはちょっとうそ臭すぎるだろう?」

「いいじゃないか、親父は好きで見てるよ」

「納得はできるが、コメントはしないでおこう」

「思わず笑いそうになったよ…ハハハって、ごめん笑っちゃった」

「過去を振り返ってばかりいる国に未来はない」(翻訳・編集/岡田)

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