韓国の化粧品店でも中国人が「爆買い」―韓国メディア

Record China    2015年5月24日(日) 11時48分

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22日、最近、韓国ソウルの繁華街・明洞の化粧品店でも「爆買い」する中国人観光客が目立つ。写真は明洞の中国人観光客。

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2015年5月22日、最近、韓国ソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)の化粧品店でも「爆買い」する中国人観光客が目立つ。そのような中国人観光客のほとんどは、旅行前に人気の化粧品を調査しておき、自分用やお土産にお目当て化粧品を「爆買い」している。では、どのような韓国の化粧品が中国人観光客に人気なのだろう?参考消息網が韓国メディアの報道を引用して伝えた。

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韓国の主な化粧品メーカーが22日に発表した統計によると、2015年1-4月、明洞で最も人気があった化粧品は、「アニマルパック」(ザフェイスショップ)、「ザ・グリーンティーシードセラム」(イニスフリー)、「BBクリーム」(ミシャ)、「マジックエニークッション」(エチュードハウス)、「ジンセン ロイヤル シルクウォータリークリーム」(ネイチャーリパブリック)だった。

ザフェイスショップのアニマルパックは、トラやパンダの形があり、今年1月末に発売されてから、中国で150万枚売れるなど、大ヒットとなっている。微博(ウェイボー)などのSNS上では、アニマルパックを使った時の画像が投稿され、人気にさらに拍車がかかっている。イニスフリーのザ・グリーンティーシードセラムは、済州島の緑茶が原料となっており、保湿効果が抜群。明洞の一部のショップでは、売り切れ続出となっている。ミシャのBBクリームは、昨年、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の彭麗媛(ポン・リーユエン)夫人が韓国を訪問した際に購入したのをきっかけに、販売数がウナギ登りになっている。

今年、中国で労働節(メーデー)に合わせた3連休の前後4月30日-5月4日、明洞にショップを出している化粧品メーカーの販売額が、昨年同期比10-70%増となった。例えば、ザフェイスショップは、免税店での販売額が激増し、明洞地域全体の販売額が前年同期比70%増となった。また、イニスフリー同40%増、ミシャ同10%増、ネイチャーリパブリック同20%増と、軒並み増加している。

ある化粧品ショップの責任者は、「明洞の販売額のうち、中国人観光客への販売額が70-80%を占めている。そのため、中国人観光客の目を引くことのできる商品の開発を進めているほか、売り場にも中国語を話せるスタッフを配置するなど、中国人観光客を対象にしたマーケティング戦略に力を注いでいる」と説明する。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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