韓国で就職難、大学卒業しても1年半はアルバイト=韓国ネット「この国はまるで地獄」「どう考えてもこれは正常じゃない」

Record China    2015年5月30日(土) 4時21分

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28日、若者の就職難が深刻化している韓国で、大学卒の多くの未就職者がアルバイトをしているとの調査結果が出た。これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル。

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2015年5月28日、韓国・聯合ニュースによると、若者の就職難が深刻化している韓国で、大学卒の多くの未就職者がアルバイトをしているとの調査結果が出た。

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韓国職業能力開発院が20〜34歳の大卒の未就職者1000人を調査し、発表した「大卒未就職青年のアルバイトと生活実態」によると、回答者の69.0%が大学卒業後にアルバイトをした経験があると答えた。男女別では、男性が66.9%、女性が71.0%だった。アルバイト経験の平均は2.7種、1.4年間で、週当たりの平均勤務時間は23.4時間、賃金は週当たり21万7000ウォン(約2万4000円)だった。

開発院によると、未就職のまま30代を迎えた若者たちは、就職に続いて結婚、出産を諦める「三諦世代」になる可能性が高い。そのため、彼らに適合した雇用支援プログラムを提供する必要があるとしている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「こんな現実に、朴槿恵(パク・クネ)は精いっぱい取り組むと言いながら、外遊を繰り返すばかり」

「ほんとに、その日暮らしの世の中になったんだな」

「僕のことだ…」

「アルバイトまで就職ということにして、就職率を上げて発表する、ふざけた政府」

「どう考えてもこれは正常じゃない」

「創造経済…まさに歴代最悪の政策」

「アルバイトしながら公務員試験の勉強でもしてるんだろう」

「韓国の中小企業では1年以内の退職率が90%近い。理由は、退職金とボーナスを含めて年俸1800万〜2400万ウォン(約198万〜264万円)、週6日か隔週土曜勤務、残業・休日勤務手当なし、仕事はきつくて、みんなさっさと辞めて行く」

「バイトもしない就活生が多いのも事実」

「中小企業では、朝7時に出勤して、早くて夜10時、平均では夜中12時になっても帰れない日が多い。月に2回休めればありがたいくらいなのに、月給は200万ウォン(約22万円)ちょっと。子どもたちは生きるのが大変だ。この国は暮らせる所じゃない。地獄みたい」

「お金があるからってみんながみんな大学に行って、理想だけ高くなって、楽な仕事ばかり探している。上位30校以外は専門大学にするか、廃止すればいい」(翻訳・編集/和氣)

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