2015年5月28日、京華時報によると、東京大学が昨年公開した動画の「パクリ疑惑」が浮上した中国の復旦大学（上海市）が、急きょ新たな動画をインターネット上に公開した。

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復旦大は国内外に名の知られる中国有数の名門大学。今月27日に創立110周年を迎えた同大学はこれを記念する動画を公開したが、動画を見たネットユーザーから「東大の動画をまねたものだ」「登場人物の服装以外はすべて同じ」というような非難が相次いだ。東大の動画は宇宙服を着た女性、復旦大の動画は飛行服を着た女性が登場し、それぞれ図書館でのシーンやダンスシーンが取り入れられている。

問題となった動画について、復旦大はオリジナル作品と主張するも27日午後に公式サイトなどから削除。夕方になってこれに代わる新たな動画を公開した。ただ、同大学の卒業生からは「両方の動画を見て大変恥ずかしい思いをしている。大学に説明を求めたい」と落胆の声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）