2015年5月28日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は、米軍の研究所から在韓米軍基地に対し誤って生きた炭疽（たんそ）菌が配送された件について、米国側から事後通知を受けたと発表した。

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強力な生物兵器である炭疽菌のサンプルは、韓国の京畿道・烏山（オサン）にある在韓米軍の空軍基地に、民間の配送業者を通じ27日以前に送られていた。米軍が危険物質を搬入する際は在韓米軍地位協定（SOFA）に基づき韓国の疾病管理本部に通知するよう定められているが、米軍は今回の炭疽菌を不活性化された訓練用サンプルと認識しており、事前に通知しなかったようだ。

米軍はこれまでも、烏山基地にある在韓米軍合同脅威認識研究所（ITRP）で、炭疽菌を探知、識別するなどの訓練を行っていたとみられる。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「北朝鮮に対して自主国防だけでは安心できず、米軍の戦闘力が助けになることは事実だけど、こんないいかげんな行動は認められない。助けてもらってるのは確かだけど、ここは韓国だ」

「お人よし政権は、誰がやって来て自分勝手にしても何も言えない」

「ひどい。いくら菌が活性化してなかったとしても、こういう実験は必ず自国の外でやるんだ」

「韓国自体が無視されている」

「米国は韓国に炭疽菌を渡し、韓国は中国にMERS菌を渡し…互いに助け合う美しい社会？」

「朝鮮半島が統一さえしていれば、周りの国にこんな扱いをされなくて済むのに」

「韓国は、若者を輸出してウイルスを輸入する」

「大統領や大臣は何をしてるんだ！おまえたちが国民を代表しているのに！」

「韓国は自主国防、自立国家だと言えるのかな？永遠にどこかの属国みたいだ」

「ここは韓国か、米国の実験室か」（翻訳・編集/和氣）