MERS今週が山場、最初の患者隔離後の潜伏期間経過=「来週半ばを超えると3次感染者が?」「MERS潜伏期間中に大統領も潜伏」―韓国ネット

Record China    2015年5月31日(日) 17時50分

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31日、韓国・聯合ニュースは、MERSの国内初の感染者が隔離された後、最長潜伏期間となる2週間が今週半ばに訪れ、被害拡散の山場になるとみられると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年5月31日、韓国・聯合ニュースは、中東呼吸器症候群(MERS)の国内初の感染者が隔離された後、最長潜伏期間となる2週間が今週半ばに訪れ、感染拡散の山場になるとみられると報じた。

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保健当局の予想通りなら、この時期が過ぎると患者数の増加が止まることになる。だが、保健当局の管理を外れていた事例もあるだけに、3次感染者が発生した場合、むしろ感染を拡大させる可能性もある。

保健当局によると、これまで14人の2次感染患者を出した最初の感染患者の男性(68)は、20日に国指定の隔離病床に移されたため、その後は2次感染の原因となる密接接触はない。そのため、MERSの最長潜伏期間である2週間を迎える6月3日からは、2次感染者は発生しないことになる。ただし、この男性が隔離される前に密接接触し、まだ保健当局が隔離観察対象者として管理できていない感染者が出てくる可能性がある。保健当局は、最初の患者の発生直後から2週間を、MERS拡散の「ゴールデンタイム」とみており、「ゴールデンタイム」までの拡散防止に総力を傾けてきた。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「最終的には運に任せるしかない無能な政府」

「初期対応ができず、韓国は世界から嘲笑されている」

「総力を傾けてきただって?」

「韓国の感染拡大も心配だが、中国のことも心配だ、その他の国にも広がったら、アジアはどうなる」

「そもそも感染力が問題になると思うが、中東でMERSの感染率が低いのは、彼らの生活環境、特に衣服とも関連しているのではないか?男性もそうだが、女性はブルカと呼ばれる服装をして、目だけ出し顔全体を覆っているから、それほど感染しないとも考えられる」

「見方を変えると、来週半ばを超えると、3次感染者が出てくるということか?」

「MERS潜伏期間中に大統領も潜伏」

「ゴールデンタイムって銘打っておいて、何をしたんだ?」

「MERSの感染力が低いのであれば、保健福祉部の長官と次官は、MERS患者を見舞いに行って来い」(翻訳・編集/三田)

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