2007年上期の事故死者数、6万2000人ー減少傾向も、8月期に急増

Record China    2007年9月4日(火) 9時33分

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3日、国家安全生産監督管理総局は今年8月までの各種事故の統計を発表した。これまでの死者数は計61919人と前年同期比で13.9%下がっているが、8月期だけを見ると前年同期で90%も増加している。写真は山東省泰安市の水没した炭坑。

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2007年9月3日、国家安全生産監督管理総局は今年8月までの各種事故の統計を発表した。これまでの死者数は計61919人と前年同期比で13.9%下がっているが、8月期だけを見ると前年同期で90%も増加。炭鉱内の事故による死者数が59%も上昇していることが目につく。

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年初以来、大型事故の発生件数は減少傾向にあったが、夏以降再び増加へと転じつつある。国家安全生産監督管理総局の李毅中(リー・イージョン)局長は、一部地方、企業が安全面に配慮していないこと、管理水準がまだ低いことなど、まだ多くの問題があることを指摘している。また、洪水や台風・豪雨の際には仕事を中断して避難するよう安全対策の徹底を呼びかけた。

李局長によると、今年、同総局は中国の鉱工業、運輸運送業を中心に安全調査を実施。8月末までに225万8000件の問題点を指摘したが、89%がすでに改善されたという。(翻訳・編集/KT)

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