2015年5月31日、中国広東省清遠市で「ただひたすらボケ〜っとし続ける」コンテストが開催された。下は6歳から上は60歳代まで、100人超が参加した。チャイナフォトプレスが伝えた。

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楽な姿勢で床に座り、目以外は動かしてはいけない。もちろん電話に出てもいけないし、トイレに立ってもいけない。1時間が経過しないうちに落伍者が出はじめるが、その大半が大人。抱えている事情がいろいろと多い大人は、子どもに比べてぼーっとしているのは苦手なようだ。最終的に、上位3人はすべて子どもが占めた。

一見、何の意味もないバカらしいコンテストに思えるが、主催者の意図は「多忙な日常生活で、いかに頭を空っぽにする時間が重要か」を伝えることだったという。緊張感の維持が求められる仕事の場で休憩を挟むことの重要さ、思考を無にして脳を休めることがいかにストレス解消に有効か。心理学の専門家も、「頭を空っぽにすることは大切なメンタル調整の方法で、健康にもよい。疲労を減じ、心を落ち着け、とくに脳の休息にはとても効果がある」と話している。（翻訳・編集/愛玉）