孫悟空がマダム・タッソーろう人形館に登場、初めての文学作品登場人物―中国メディア

Record China    2015年6月9日(火) 15時59分

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2日、今年、マダム・タッソーろう人形館に孫悟空が中国初の文学作品登場人物として登場した。写真は香港マダム・タッソー館のブルース・リーのろう人形。

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2015年6月2日、今年、マダム・タッソーろう人形館に孫悟空が中国初の文学作品登場人物として登場した。

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孫悟空は呉承恩(ウー・チョンエン)の小説「西遊記」の登場人物で、勇気や反逆的なイメージが読者の人気を集め、1986年のテレビドラマ「西遊記」により一世を風靡した。

孫悟空は中国人だけでなく、中国独特のキャラクターとして海外でも影響力を持つ。専門家によると、日本のマンガの発展に大きな影響を与えた手塚治虫は「鉄腕アトム」創作の際に、孫悟空をモデルにアトムを生み出したという。同作品50周年の記念日には短編作品「私の孫悟空」が上映され、孫悟空への思いが表現された。

欧州でも孫悟空は人気で、大きな話題を呼んでいる。中国アニメ「大閙天宮」は第22回ロンドン国際映画祭の最優秀作品賞など多くの賞を受賞し、当時はロンドンの街角に孫悟空をデザインとした映画祭のポスターが数多く掲示された。英国で2007年マンチェスター芸術祭において行われた孫悟空のミュージカルはチケットの入手が困難となり、また2008年に英国BBCで五輪PRフィルムが作られた時には、孫悟空から始まった。孫悟空は中国の文学のシンボルとして、世界に進出している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

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