Record China 2015年6月3日(水) 17時36分
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31日、韓国SBSは、韓国で拡大しているMERSの影響で、反韓嫌韓感情が復活したと伝えた。資料写真。
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2015年5月31日、韓国SBSは、韓国で拡大している中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、反韓嫌韓感情が復活したと伝えた。
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韓国でMERS患者が拡大している。韓国当局の勧告を無視して中国広東省に渡った男性が発症したことや、感染が疑われる韓国人女性2人が香港で隔離を拒否したこと、また、そうした事態につながる韓国の管理の甘さなどに、中国から挙がる批判の声は日増しに高まっている。そうした世論が中国人の反韓嫌韓感情に火をつけ、中国のネット上では韓国人に対する蔑称「高麗棒子」というワードがあふれている。報道は、「中韓両国は親密な関係を築いてきたが、1つの小さなことが関係を180度変えてしまうかもしれない。不快な『棒子』というワードを消し去るためには、われわれがまず勇気と度量を持って侮辱的な言葉をなくさなければならない」としている。
これについて、韓国のネットユーザーからは、「(中国は)SARSのときの仕返しのつもりか」「この状況でののしり合わないことの方が異常かもしれない。いま急務なのは、すべての国が一緒になって解決方法を探すことだ」「これは何を言われていも言い訳のしようがない。中国に渡った男、隔離を拒否した女2人は下劣だ」「逆の立場だったら、われわれは中国をたたかなかっただろうか?」「私たちだって中国人を口汚くののしっている。それに、今回の件は韓国に非がある」などのコメントが寄せられた。
一方、中国のネットユーザーからは、「韓国政府は本当に無能だよな」「この問題は、たとえどこの国だろうと批判すべきだ。感染の疑いがあることがわかってるのに、うそをついて入国したんだからな」「MERS感染者をわざと送り込んで、中国に助けてもらおうと企んでたように感じるのは気のせい?」「SARSのときは中国を批判したくせに、MERSではすべての国が協力?そういうことを言える勇気は誰からもらったんだ?」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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2015/6/3
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