2015年6月4日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、米国とインドが防衛協力指針を10年間延長することで合意したと報じた。

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カーター米国防長官がインドを訪れ、3日に調印した。新たな指針には装備品の共同開発などが盛り込まれ、生物兵器、化学兵器用の防護服をともに開発する予定。また、戦地に配備する発電装置の開発でも協力する。インドメディアによると、中国の南シナ海における活動を念頭に、海洋安全保障についての協議も行われた。

かつては対立した米印だが、中国の影響力の拡大が両国の関係強化につながっている。インドの武器輸入の多くを米国製が占めており、米国は軍事技術の共同開発に積極的な姿勢を示している。（翻訳・編集/野谷）