韓国、MERS拡大で映画館はガラガラ、コンサートは中止=株式市場への影響も深刻―香港紙

Record China    2015年6月7日(日) 2時23分

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5日、香港紙・文匯報によると、MERS拡散の影響で、韓国では外出する市民が大幅に減少しており、レジャーやエンターテイメント市場にも深刻なダメージを与えている。写真はソウル。

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2015年6月5日、香港紙・文匯報によると、MERS(中東呼吸器症候群)拡散の影響で、韓国では外出する市民が大幅に減少しており、レジャーやエンターテイメント市場にも深刻なダメージを与えている。映画館の入場者は激減し、すでに延期や中止を決定したコンサートも多数あるという。環球網が伝えた。

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報道によると、2日と3日の映画館の入場者数は43万6000人で、前週比27%減と急減した。ソウル市で12〜13日に開催される予定の「UMF国際音楽フェスティバル」は、チケットのキャンセルが相次いでいるという。

市民の大部分は、MERSに感染することを恐れてスーパーやデパートなどの人混みを極力避けており、ネットショップを利用した食品の購入が増加している。韓国のネットショップ・Auctionによると、MERS感染患者が初めて確認された時点から6月1日までで、牛肉は79%、豚肉は97%も売上が増えている。

また、株式市場への影響も深刻さを増している。韓国総合株価指数(KOSPI)は6月に入ってから4日連続で下落。中でもレジャー・エンターテイメントや運輸関連株などの急落が目立つ。現代証券のアナリストは「MERSは市場が最も危惧する要素になっている」と指摘している。(翻訳・編集/秋田)

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