2015年6月9日、中国新聞網は韓国メディアの報道を引用し、韓国で中東呼吸器症候群（MERS）に感染した患者（50歳）が8日に退院したと伝えた。感染者の退院はこれで2人目となる。

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5番目の感染者となったこの元患者は最初の感染者を診察した医師で、MERSの症状について「インフルエンザほどのひどい症状ではなかった」と説明。最初の3〜4日は発熱と筋肉の痛みで苦しんだが、7日目になって症状はほぼ消えたという。主治医は今回の退院に対し、「もともと健康な体の持ち主で、早期に検査を受けたことが適切な治療につながった」と指摘している。（翻訳・編集/野谷）