韓国でMERS隔離対象の医師が出国、防止策の穴また露呈―韓国紙

Record China    2015年6月10日(水) 3時24分

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9日、韓国の中東呼吸器症候群に感染した女性と接触したとして自宅隔離対象となった医師とその妻が、フィリピンへ6日に出国し、翌7日に帰国していたことが分かった。資料写真。

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2015年6月9日、中国青年網によると、韓国の中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス拡大で、感染した女性と接触したとして自宅隔離対象となった医師とその妻が、フィリピンへ6日に出国し、翌7日に帰国していたことが分かった。韓国メディアは「由々しき事態」として「感染病防止策の穴がまた露呈した」と伝えている。

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韓国・中央日報は8日、「MERSはすでに首都圏を突破し、地方へ飛び火した。韓国はどんな人も自由に移動できる。どんな地域にも感染が広がる可能性がある」と警告した。韓国保健福祉省は同日、MERS患者が1日で新たに23例確認されたと発表。「最初の感染確認以来、最大の拡大となった」と発表した。

韓国衛生当局は「今のところ感染は医療機関内に限られており、一般社会へは拡大していない」と説明。一部の患者が退院したことを強調しているが、国民の懸念は収まりそうにない。(翻訳・編集/大宮)

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